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筑北の広場に花を植えよう 信大院生が花壇整備

完成した広場(26日)。花壇(写真手前など)への花植え作業への参加者を募る

 筑北村坂北の複合施設ちくほくjumble・ユニバーサルカレッジ(j・UC)で、信州大学(本部・松本市旭3)の大学院で建築学を専攻する院生たちが、旧筑北小学校の敷地の一部に整備してきた広場が26日、完成した。5月23日に、仕上げとお披露目を兼ねて整備中の花壇への花植えを計画しており、共同作業を通じ村民にとって身近な広場となるよう参加を呼び掛けている。

 花壇は、敷地西側や南側大小3カ所に設ける。夏~秋に咲く花の苗を植える計画。5月23日は住民だけでなく、近隣の子供たちや障害者支援施設・ちくほくシャインカレッジの利用者なども一緒に関わるようにする考えだ。
 広場は体育館近くに設けた約500平方メートルのスペースで、平時は交流拠点、災害時には避難者の炊き出し拠点という二つの機能を併せ持つ。2月から整備を進めてきた。
 地元施工業者の助力・助言を得て、旧飼育小屋を活用したあずまや「ジャンブルステーション」や、多用途に活用できるデッキ、ベンチ、かまどなどが整備された。取り組みを進める信大工学部の寺内美紀子教授は「作業を通じ、参加者が広場の役割を知り、自分ごとと捉えるきっかけになれば」と願っている。
 作業の申し込み・問い合わせは寺内教授(電話090・5407・6990)へ。

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