スポーツ

実戦重ね技磨く 県柔道連盟が三郷で錬成会

大規模な強化錬成会で腕を磨く参加者

 県柔道連盟は27日まで、安曇野市三郷文化公園体育館で強化錬成会を行っている。令和10(2028)年に県内開催する国民スポーツ大会を見据えた底上げ策で、中学・高校生を主体とする男女約550人が熱心に稽古を重ねている。

 高校は地元の松本第一、松商学園をはじめとする県勢のほか、北海(北海道)や国学院栃木(栃木県)など全国水準にある県外の強豪校が参加している。乱取りや練習試合といった実戦が中心で、それぞれが課題を持って畳に立ち、地力の向上を図った。
 昨年に続いての開催で、多様なタイプの選手との手合わせで経験を積むことに主眼を置く。連盟の手塚裕司強化指導部長(松商学園高教諭)は「いろいろな選手と組むことで自分の良いところ悪いところを把握し、今後につなげてもらえれば」と話した。