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須藤康花特別展のグッズずらり 松本市美術館にコーナー

須藤康花展のグッズなどをそろえたコーナー

 松本市美術館(中央4)のミュージアムショップに、特別展「須藤康花~光と闇の記憶~」のグッズなどを集めたコーナーが開設されている。展覧会の余韻を味わえるオリジナル商品のほか、理解が深まる関連書籍などもそろえている。

 定番のポストカードは、作家が晩年を過ごした麻績村の穏やかな風景画8点のセット(1200円)などがある。グルテンフリーの菓子店・そればな(北深志1)が今展をイメージし、光と闇を黒糖の甘さと抹茶の苦味で表現したサブレ(5枚入り500円)は、作品をあしらったラベルが目を引く。
 図録(2500円)は詩や日記を含む全展示作品を収録。来場者の購入率が高く、時間をかけて作家の思いに迫りたくなる今展らしさが表れているという。
 鬼頭千佳店長は「苦しみを追体験することもある展示内容。持ち帰るものには、光の部分を感じてもらえれば」と話し、グッズ以外にアクセサリーや鉱物などの小物も並べている。
 3月24日までの会期に合わせて販売している。