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正拳突きで餅つき 三郷の少年空手クラブ

4年ぶりに行った正拳突きでの餅つき

 安曇野市の日本空手協会南安曇支部・三郷少年空手クラブ温公会道場は14日、三郷温の三郷農村環境改善センターで、鏡開きの稽古をした。道場生の正拳突きによる餅つきを4年ぶりに行い、1年間の無病息災を願った。

 公和館(松本市島内)の古畑公幸師範に教わる師範稽古に臨んだ後、屋外で餅つきをした。年長園児~中学2年生の17人が1人10回ずつ、正拳で臼の中の餅を威勢よく突き、周りの仲間は大きな声で数えて鼓舞していた。つき上がった餅は保護者らが丸め、道場生が持ち帰った。
 副クラブ長の大倉岳輝君(11)=三郷小学校5年=は「みんながおいしく食べられるように突いた。今年は初段を取りたい」と笑顔を見せた。下澤樹理道場長は「やっと餅つきができるようになってうれしい。それぞれの目標に向かって空手を楽しんでほしい」と願っていた。