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活動成果いきいきと披露 塩尻市民文化祭始まる

ダンスを披露する塩尻志学館高校の生徒たち

 秋恒例の塩尻市民文化祭が3日、同市の塩尻総合文化センターなどで始まった。展示の部は5日まで同センターと市立体育館で行われており、24団体が出展し、絵画や文芸、写真などの力作を飾っている。初日のみレザンホールで舞台発表があり、太鼓や日本舞踊、大正琴などの団体が活動成果を披露した。

 同センターでは華やかな生け花や植物画などが並び、来場者が見入っている。体育館には塩尻東小学校ひまわり学級書道ボーイズによる書の大作が掲げられ、秋の訪れを感じ取れる盆栽も目を引く。
 初日はレザンホール前の広場で地元の高校生による書道とダンスのパフォーマンスがあった。「多様性」をテーマとして発表した塩尻志学館高校ダンス部の部長で2年生の清水菜々美さん(16)は「世界で戦争が起こっているけれど、ダンスや音楽は(国や宗教、考え方などの違いを超えて)つながれることを表現した」と話していた。
 展示の部は午前9時~午後4時。入場無料。

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