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グラスデザイン3人入賞 児童2人はリス・虹モチーフ あづみ野ガラス工房コンテスト

自身がデザインしたグラスを持つ小林さん(左)と水野さん(中央)

 安曇野市豊科南穂高のあづみ野ガラス工房が市民からグラスのデザイン案を募ったコンテストの授賞式が3日、同市の穂高交流学習センターみらいで開かれた。入選者3人のうち、豊科南小学校6年生・小林若葉さん(11)と同校2年生・水野咲さん(7)が出席し、ガラスのトロフィーを受け取った。3人のデザイン案を元に工房スタッフが作ったグラス3点は、みらいで19日まで展示している。

 コンテストは本年度で2回目。30作品の応募があり、小林さんの「リスグラス」と水野さんの「にじがかかったよ」、中村知史さんの「あづみののダイヤモンド」が入選した。
 「リスグラス」は取っ手が尻尾になっていて、小林さんは「自分のデザインが形になって残るのはとてもうれしい」と喜んだ。「にじがかかったよ」は虹の取っ手とそこを渡るように飛ぶチョウがかわいらしく、水野さんは少し緊張した表情をしつつ「うれしい」とほほ笑んだ。
 ガラス工房スタッフの関川葵さん(25)は「コンテストを通じ安曇野市のガラス工房を思い出してもらえるとうれしい。身近な工房でありたい」と話していた。