伸び伸び遊び 子供笑顔 松本・アルプス公園 まつり盛況

まぶしい新緑の中で子供たちが体を使って伸び伸びと遊ぶ催し、第52回「松本子どもまつり」(市、市教育委員会主催、実行委員会主管)が3日、松本市郊外のアルプス公園で開かれた。市内の中学校や高校、大学、企業、各種団体などがさまざまな遊びを提供する14ブースを出展し、たくさんの親子連れが楽しんだ。
割り箸鉄砲やビニール製の傘袋を用いたロケットなど、自分で作った工作で遊ぶブースには小さな子供たちも大勢参加した。ストローを使って紙飛行機を作った市内神田保育園年長の清水桜帆ちゃん(6)は「うまくできた」と満足そうで、母親の千晃さん(40)と楽しそうに飛ばしていた。けんけんぱやペットボトルを使ったボウリング、大玉のドッジボールなどのミニゲームには行列ができていた。家族旅行中に偶然立ち寄ったという堺市の会社員・神家まみさん(30)は「子供がとても楽しんでいる。すてきな出会いになった」と喜んでいた。
ダンスや太鼓のステージ発表もあった。実行委事務局長の小淵登紀子市子ども育成課長は「多くの市民の協力で半世紀続くイベント。これからも盛り上げていきたい」と話していた。