山雅粘り勝ち 初の連勝

サッカー松本山雅FCは3日、サンプロアルウィン(松本市)で金沢と明治安田J3第11節を戦い、2―1で勝った。本拠地では3試合ぶりとなる勝利をつかんで今季初めての連勝。勝ち点を15に伸ばし、暫定10位に浮上した。
3戦連続で同じ先発でスタートした松本山雅が辛抱強く競り合いをものにした。先制点は前半29分。菊井のパスで抜け出した田中が流し込んだ。10分足らずで振り出しに戻されたものの、後半早々に田中が再び決めて勝ち越し。右サイドを崩して山本康の折り返しを仕留めた。終盤はピンチもありながら体を張ってしのいだ。
大型連休中のホーム戦で、隣県同士の顔合わせには1万1659人が来場。今季最多の観衆の後押しにも支えられた。
次節は7日でFC大阪と戦う。アウェーのナイトゲームになる。