3連休入り 上松にぎわう 木工市と秋まつり 紅葉も見頃

国民の祝日「文化の日」の3日、上松町で、県上松技術専門校の修了生が集うクラフトフェアと、恒例の「ひのきの里の秋まつり」が開かれた。好天に恵まれての3連休入りとなり、各会場は大勢の町民や観光客らでにぎわった。
クラフトフェアは、国道19号沿いのドライブイン・ねざめ亭の駐車場で開かれた。「秋の寝覚の木工市 上松凱旋者」と銘打ち、皿や箸、カッティングボード、アクセサリーなど創意工夫を凝らした木工品がずらりと並んだ。木曽路の紅葉見物がてらに立ち寄った観光客も多く、来場者は作家との交流も楽しみながらお気に入りの品を探していた。
秋まつりは中心街のJR上松駅前で開かれ、歩行者天国となった一帯に地元商店などのブースやキッチンカーがお目見えした。町出身の大相撲・御嶽海関の応援をうたい、来場者にちゃんこも振る舞われた。肉や油揚げ、野菜がたっぷりと入った一品に子供から大人までが舌鼓を打った。友達と一緒に訪れた上松小学校6年・横内偉樹君(11)は「ちゃんこはおいしかった。御嶽海には(12日から始まる)九州場所で全勝目指して頑張ってほしい」と話していた。