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鮮やか紅葉の乗鞍高原 色の五重奏も

紅葉が見頃を迎えている乗鞍高原の一の瀬園地

 松本市安曇の乗鞍高原で紅葉が見頃を迎えている。標高1450メートル付近の一の瀬園地では、周囲の山が黄色く色づき、鮮やかな赤色に染まったカエデもあり、多くの観光客が散策を楽しんでいる。
 17日は澄んだ青空が広がり、冠雪した乗鞍岳(3026メートル)も姿を現した。一の瀬園地にある大カエデの周辺では、奥行きのある雄大な紅葉の景色が広がり、訪れた観光客が盛んに写真を撮っていた。東京都稲城市から訪れた80代の夫婦は「最高の景色」「乗鞍岳まで見られてラッキー」と喜んでいた。
 乗鞍観光センターによると、今年の紅葉は残暑が長引いた影響で例年より1~2週間遅くなった。