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松商、甲子園に一歩届かず 最終回猛追も上田西に6-7で惜敗

【松商―上田西】松商9回無死1、2塁から山岸が右前適時打を放つ

 第105回全国高校野球選手権記念長野大会は27日、長野五輪スタジアム(長野市)で決勝を行い、中信勢の松商学園は上田西に6―7で惜敗し、令和3年以来2年ぶりの夏の甲子園出場はかなわなかった。上田西が8年ぶり3回目の優勝を飾り、県代表として8月6日に開幕する甲子園大会に出場する。

 松商は終盤にリードを奪われ、最終回に猛追するも届かなかった。初回に市川の中前打で1点を先制。3回に追い付かれたが、8回に笠原と齋藤の適時打などで3点を勝ち越した。しかし、直後に本塁打を含む6安打を浴びて6失点。9回に4連打で2点を返して1点差に詰め寄るも、あと一本が出ずに涙をのんだ。