政治・経済

山形のブルーベリー園にぎわう

ブルーベリーの摘み取りを楽しむ親子

 山形村で栽培が盛んなブルーベリーの摘み取り体験が、村内各地のブルーベリー園で行われている。村内外から訪れた人たちが鈴なりの実を収穫し、甘酸っぱい旬の味を楽しんでいる。一部の園では食べ放題もあり、受け入れはおおむね8月中旬まで。

 摘み取りと食べ放題を行っている下竹田の「信州山形 小口ブルーベリー園」(受け入れは7月いっぱい)は22日、家族連れや団体客でにぎわった。約10種を栽培し、園主の小口賢一さんは「品種によって味が違う。黒っぽいものが完熟でおいしい」と紹介した。松本市鎌田小学校1年の武内仁君(7)と弟で幼稚園児の燦ちゃん(4)は、摘みたてを味わい「おいしい」と笑顔を見せた。大粒を見つけると「大きい!」と大喜びだった。父親の紀之さん(35)と母親のアンナさん(34)は「子供たちがフルーツ大好き。来てよかった」と満喫していた。
 体験先を紹介している村観光協会によると、今年の生育は良好で実付きがいい。料金は園ごと異なる(入園料300円~、摘み取り1300円~)。問い合わせは村観光協会(電話0263・31・6220)へ。