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皆の思い背負って司会の大役 県ケ丘高野球部のマネジャー

司会進行の練習に励む手塚さん(左)と八木さん

 松本市のセキスイハイム松本スタジアムで8日に行われる第105回全国高校野球選手権記念長野大会の開会式で、ともに松本県ケ丘高校野球部マネジャー3年の手塚まいみさん(18)と八木結さん(17)が司会進行役を担う。4日に球場でリハーサルを行い、晴れの舞台に備えた。

 司会進行役は、入場行進に合わせて校名や各校のスローガンなどを読み上げる。2人は台本を手に言葉のアクセントや各校にかける秒数を確認し、本番と同じようにグラウンドに用意したマイクで練習に励んだ。
 今年は4年ぶりに、出場選手全員がグラウンドにそろっての開会式となる。手塚さんは「選手や他校のマネジャーの思いも背負って『大役を任せて良かった』と思ってもらえる司会をしたい」と話した。八木さんは「背中を押してくれた人たちに、私たちも成長した姿を見せたい」と力を込めた。
 開会式は午前10時半に始まる。式典音楽は松商学園高校吹奏楽部が、入場行進の先導は松本国際高校女子野球部が務める。