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今年は熱いぞ!山形じゃんずら 若者がプレイベント企画

初回の集まりで自由に意見を出し合うメンバーたち

 山形村で8月14日に4年ぶりに開かれる「夏祭り山形じゃんずら」に向け、村内の10~20代でつくる「若者ワーキンググループ」が立ち上がった。「じゃんずらプロジェクト(略称・じゃんぷろ)」と銘打ち、フレッシュな視点で祭りを盛り上げるアイデアを練る。

 メンバーは中学生や専門学校生、大学生、社会人ら。▽音楽バンドらによるプレイベント▽山形じゃんずら踊り▽花火―で構成する祭りのうち、プレイベントを若者のアイデアを基に企画する。
 今月中旬に村農業者トレーニングセンターで1回目の集まりを開き、メンバー10人が自由に意見を出し合った。これまでのプレイベントは、アマチュアバンド・音楽グループによるステージ発表が定番だったが、「役場前の道を歩行者天国にしてキッチンカーやワークショップを用意すれば1日楽しめる」「ユーチューバーを呼びたい」など、多彩な案が次々に挙がった。
 テレビ番組「学校へ行こう!」の人気企画だった「未成年の主張」をやってみたいとの声もあった。鉢盛中学校3年の大池杏奈さん(14)は「地域おこしできる仕事をしたいから関われて楽しい。若い人も楽しめる祭りになったらいい」と話した。祭りの課題と今後も話し合った。
 代表を務める松本大学4年・大岩音寧さん(22)は「想像以上に案がたくさん出た。令和スタイルの持続可能な夏祭りを考えていきたい」と意欲的だ。今後グループの案をまとめ、実行委で提言する。

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