政治・経済

公共交通の使い方周知へ 生坂の地域支え合い推進会議

生坂村内外を走る公共交通機関の周知を進める方針を決めた第1回地域支え合い推進会議

 生坂村の各種団体でつくる村地域支え合い推進会議(大澤彰治委員長)はこのほど、村民会館で本年度の第1回会合を開いた。村内で利用可能な公共交通機関について、映像製作や体験ツアーを企画し、村民にバスなどの利便性や使い勝手の良さの周知を図る事業計画を固めた。

 映像は公共交通の利用方法を旅番組風に作成し、放映やインターネット配信を行う。映像や時刻表、料金表など利用情報の発信にQRコードを活用する。秋にはバスで近隣市町村の大型店舗での移動・買い物を希望者に体験してもらい、利用への抵抗感をなくす取り組みも行う。バス路線を使ったモバイルスタンプラリーも計画する。
 活動を通じて、村民の利便性向上につながる公共交通機関の使い方を周知する。経費は、このほど内定した県の「地域発元気づくり支援金」の交付事業(事業総額約91万円、うち支援額約73万円)でまかなう。6月中旬までに交付申請する。
 昨年度は、村内外の公共交通機関の利用方法をパンフレットにまとめ、村内全戸に配る周知事業として「生坂村版 地域交通トリセツ」を作成した。

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