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スポフェス親子で楽しむ ハーフマラソン前日イベント安曇野で

パネルを狙ってボールを投げる子供たち

 安曇野市豊科高家のANCアリーナ(市総合体育館)で3日、市内で4日に行われる第9回信州安曇野ハーフマラソン(実行委員会主催)の前日イベント「安曇野スポフェス2023」が開かれた。市スポーツ大使の有森裕子さんと篠原信一さん、ゲストランナーの福島和可菜さんによるトークショー、松本大学の学生が運営に協力したニュースポーツの体験などがあり、親子連れらでにぎわった。

 屋外の芝生エリアではフィンランド発祥のモルックや、ボールを投げてパネルを抜くストラックアウトなどが体験でき、特に子供たちに人気だった。大きく透明なボールの中に入って学生に転がしてもらう遊びも大人気で、松本市から母親や友達など計8人で訪れた高橋誠太君(8)=島内小学校2年=は「一瞬、変な格好になったけれど、すごく回って楽しかった」と喜んでいた。
 遠方から参加するランナーに大会前日から安曇野を楽しんでもらい、経済効果も高めていこうと初めて前日イベントを開催した。ランナーだけでなく、地元住民にも体を動かすきっかけにしてもらおうと企画した。
 安曇野のパン店の商品が購入できるパンフェスも同時開催された。来場者に大人気で、販売開始から1時間でほぼ売り切れていた。