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2高合同ライブ 3年ぶり 青峰・蘇南の軽音楽部 晴れ舞台 4日午後1時半

完成したポスターを手に「中学生の来場も大歓迎」と、将来の新入部員の〝勧誘〟にも余念がない青峰高の軽音楽部員

 木曽青峰高校(木曽町)と蘇南高校(南木曽町)の軽音学部が4日、3年ぶりに同じステージに立つ。両校の軽音学部の〝晴れ舞台〟でもある夏の文化祭を前に「アーリーサマーライブ」と銘打った合同ライブだ。生徒たちは、新型コロナウイルス禍で合同ライブを経験できなかった先輩たちの思いも胸に「『すげー後輩になっているな』と成長の証しも示したい」と燃えている。青峰高の小体育館で午後1時半に開演する。

 合同ライブは、令和2年2月の「バレンタインライブ」以来となる。1月下旬、蘇南高の生徒からの呼び掛けで公演準備が始動。青峰高のインテリア科で学ぶ部員がデザインを担ったポスターも完成し、31日に各所に配った。ライブ当日、入場者に配るパンフレットも〝玄人はだし〟の出来栄えで、専門科がある同校ならではのPRにも余念がない。
 両校合わせて少なくとも5バンドが出演を予定する。青峰高軽音学部の3年・吉村隼輝さん(17)と2年・田中博隆さん(16)の両副部長は「レベルの高い蘇南高の演奏技術に触れる機会」と両校の交流のひとときに期待。「3年生にとっても初めての合同ライブ。地域のお客さんと一緒に盛り上がる〝激しめ〟のライブにしたい」と話している。入場無料で誰でも入場できる。