地域の話題

安曇野の風物詩復活 あづみ野祭り7月29日に開催

 安曇野市豊科の中心市街地で7月29日、あづみ野祭りが開かれる。各種団体が「あづみ野ばやし踊り」を披露しながら歩行者天国となった国道147号などを練り歩く豊科地域の夏の風物詩だが、新型コロナウイルスの影響で中止が続いていたため4年ぶりの開催となる。豊科地域の商工団体や各区、公民館などでつくる実行委員会は踊りを伝承していくため、踊りの連を募集するとともに練習動画を市ホームページ(HP)などで公開している。

 あづみ野祭りは今年で44回目となる。例年だと国道147号の成相交差点~新田交差点間と、JR豊科駅前から国道147号を越えた先までの区間が会場となる。6月9日まで連を募り、応募数によっては規模縮小も検討する。
 実行委によると、最後の開催となった令和元年度の第40回は大雨のため途中で中止となった。その前年は台風接近で中止しており、実際に祭りに参加した子供が少なくなっていて、思い出づくりのためにも開催を決めたという。実行委員長を務める市商工会豊科支部長・髙原茂さん(74)は「4年もやっていないと忘れてしまったこともあるが、地域の皆さんと力を合わせて開催できれば」と話す。
 参加を希望する団体は、市HPからダウンロードできる申し込み用紙を使って市地域づくり課か市商工会豊科商工会館に申し込む。問い合わせは市地域づくり課(電話0263・71・2494)へ。

連載・特集

もっと見る