地域の話題

人・環境テーマにマルシェ 山形であす

初のマルシェを盛り上げる実行委メンバー

 山形村下竹田にあるお試し住宅と隣接の地域交流拠点・コミュニティハウス「ふらっと」で28日午前10時~午後3時、「やまがたわくわくマルシェ」が初めて開かれる。人や環境に優しい食品や手作り小物の販売、ワークショップなど多彩な15ブースが出店する。新型コロナウイルス禍で少なくなった集いの場をつくろうと、生活クラブ生活協同組合山形支部(窪田典子支部長)が企画した。

 「人と環境に優しいライフスタイルを目指すマルシェ」がテーマで、食や環境への関心を高め、楽しむ輪を広げることを目指す。実行委員長で、村内でスローカフェマハロを営む髙橋紀子さんは「みんなで楽しみながら、食や環境への気付き・学びがあるマルシェになれば」と願う。
 組合員らに開催を呼び掛けた窪田支部長はコロナ禍の経験から「人と人がつながる場やおしゃべりする時間の大切さをあらためて感じた」といい「人がつながり、それぞれ大切にしていることを共有することで暮らしが楽しくなると思う。村が元気になるような企画にもしたい」と話す。
 販売品はビーガンスイーツや無農薬米、野菜、木工品、ヨモギ製品、金属アレルギー対応のアクセサリーなどが並ぶ。ワークショップはハンドケア、ドライフラワーのミニリース作り、生け花、リメーク相談、酒かすせっけん作りなど。語りとピアノの演奏、村内で子ども食堂を企画する「キッチン和っこ」によるカレー提供(1食500円)もある。
 会場住所は山形村6255。駐車場は近くの下竹田公会堂を使う。問い合わせは窪田支部長(電話090・5394・0518)へ。