地域の話題

安曇野さんぽ市70ブース盛況 戻る日常 集う休日

展示販売のブースが並ぶ会場

 安曇野市の穂高交流学習センター・みらいで20日、作家や職人や一般市民が手作り品を展示販売する「安曇野さんぽ市」(実行委員会主催、安曇野市教育委員会共催)が始まった。県内外の約70ブースが出店し、来場者との交流を楽しみながら手仕事の魅力を伝えている。21日まで。

布や革の小物、アクセサリー、ドライフラワー、わら細工、木の玩具、洋服、ガラス工芸、コーヒー、焼き菓子など多彩な品が並ぶ。訪れた人たちは家族や友人とブースを巡り、作家と会話したり木陰で涼んだりしていた。
 1歳の長男と訪れた齋藤美紀さん(38)=豊科南穂高=は「にぎやか。(新型コロナウイルス前の)日常に戻りつつある」と雰囲気を楽しんでいた。
 出店はコロナ禍前とほぼ同じ規模になった。実行委員長の古畑委子さんは「皆さんの心の近さは(コロナ前に)戻った感じがする」と、一定の手応えを話していた。
 21日は午前10時から午後3時まで。4時からホーボーズ・パペットシアターによるチャリティー人形劇が行われる。入場無料。