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安曇野市の広報など 全国コンクールで入賞

全国広報コンクール2023で好成績を収めた移住プロモーション動画と広報紙

 安曇野市が市内在住の柔道家・篠原信一さんに出演してもらい制作した移住プロモーション動画が、都道府県や市町村の広報紙と映像を対象とした全国広報コンクール2023(日本広報協会主催)でBSよしもと賞に選ばれた。広報あづみのの昨年5月号に掲載した組み写真も佳作を受けた。同コンクールでの入賞は平成21(2009)年以来。

 移住プロモーション動画には、あづみの移住大使を務める篠原さんがワサビの収穫や河川でのラフティングを体験したり、保育現場を訪問したりする映像が用いられている。ドローンで上空から撮影した風景も使われ、安曇野の農業、アウトドア、子育ての魅力を視覚的にも発信している。県外で開催する移住セミナーなどで活用しており、特に40代と50代から好評を得ている。
 組み写真は、穂高神社の式年遷宮の写真15枚を広報紙の見開き2ページに配している。住民の表情が分かる写真が多く、市秘書広報課は「受賞を機により分かりやすく親しみやすい広報を作りたい」としている。
 令和5年のコンクールは前年に作成された広報紙と映像が審査対象で、映像や組み写真など10部門に各都道府県から推薦された計448点が寄せられた。表彰式は6月23日に栃木県で開かれる。

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