政治・経済

塩尻市会 議長に古畑秀夫氏

 塩尻市議会の改選後初めての招集となる臨時会が8日に開会した。議長選を行い、第24代議長に市民派連合の古畑秀夫氏(76)=5期、洗馬=が就任した。副議長には新政会の赤羽誠治氏(66)=3期、塩尻町=が就いた。任期は申し合わせにより同日から2年間となる。

 議長選には古畑氏と、新規の結成で最大会派の政進会代表で前副議長の青柳充茂氏(70)=5期、洗馬=の2人が立候補した。議場で所信表明した後に全議員18人が単記無記名投票した結果、古畑氏が10票、青柳氏が8票となり、古畑氏が当選した。古畑氏は「議会基本条例を着実に推進し、市民から信頼される議会を目指していく」とあいさつした。
 副議長選は議員全員協議会で赤羽氏のみが立候補を表明したことから、本会議で古畑議長による指名推選となり、全会一致で選ばれた。赤羽氏は「重責に身の引き締まる思い。市民に開かれた議会、信頼される議会を目指す」と述べた。
    ◇
 臨時会は10日までの3日間開かれ、9日は常任や議会運営などの委員会構成を決める。10日に市提出の議案を審議、採決する。

連載・特集

もっと見る