新博物館染める白鳥作品 マツモト建築芸術祭へ向け設置

松本市内で4日に開幕するマツモト建築芸術祭(実行委員会主催)に向けて、出品作家の1人で市内出身の写真家・白鳥真太郎さんの作品が1日、今秋開館予定の市立博物館(松本市大手3)に設置された。大名町通りに面したガラスに大きな作品を貼り付ける作業が行われ、道行く人たちが鮮やかな色彩や高所での作業に目を向けた。
作品は縦6メートル、横18メートルで、たくさんの熱帯魚がモチーフになっている。幅1・3メートルほどのシートを14枚用意し、業者が順に貼り付けて画面を構成していった。シートが時折風にあおられながらも、丁寧に作業を進めた。
マツモト建築芸術祭は26日までの日程で開かれ、市内の19の会場にアート作品を展示する。国内外の作家17人が参加する。