黄砂飛来 かすむ山や街

本州の広い範囲に25日、黄砂が飛来し、松本地域でも早朝から景色が白くかすんだ。気象庁によると、長野県を含む関東甲信地方では26日も広い範囲で黄砂が予想される。
松本市のアルプス公園からは、北アルプスや街並みがかすんで見えた。1歳の長女と公園に訪れた安曇野市の母親(27)は「暖かくていいが黄砂もすごい」と話し、少し残念そうに景色を眺めていた。
気象庁によると、関東甲信地方は26日にかけて視程(見通せる距離)が10キロ未満となり、所によっては5キロ未満となる見込み。黄砂の付着や交通障害への注意を呼び掛けている。