おすすめ本〝花盛り〟 上松町公民館 図書室の窓に掲示

上松町公民館図書室は、室内のガラス窓に、職員による「春のおすすめ本」の紹介を掲示している。書籍紹介の色紙を桜の木のように飾り付け、新しい季節の訪れを演出している。
進学、就職、異動などの時期に合わせ、読者の心を前向きにしてくれる10冊を取り上げた。瀬尾まいこさんの『春、戻る』、梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』、中沢けいさんの『楽隊のうさぎ』などが並ぶ。職員は「春は期待や楽しみ、不安、緊張といった感情が入り交じる季節。読んだ人を応援する企画になれば」と話している。
あえて本そのものは並べず、室内を歩いて探してもらうことで、他の本との出合いにもつなげてもらいたいという。