盤上熱戦 将棋の腕競う 塩尻で第2回石川陽生杯

塩尻市の日本将棋連盟塩尻支部は23日、同市大門七番町の塩尻総合文化センターで第2回石川陽生杯将棋大会を開いた。子供からお年寄りまで愛好家約80人が参加し、レベル別に将棋の腕を競い合った。
棋士で支部の師範を務め、一昨年に現役を引退した石川陽生七段の名を冠した大会で昨年に続いて開催された。参加者はレベル別に五つの階級に分かれて出場し、それぞれリーグ戦と決勝トーナメントを戦った。大会には石川七段など4人の棋士が参加し、出場者への指導も行った。
塩尻支部の赤木崇幸支部長は「対局を数多くこなし、技量を高めるだけでなく交流を深める大会を目指している。将棋をみんなで楽しんでもらえたら」と話していた。