塩尻・信州アルプス大学校 桔梗ケ原ワイナリーロードおさんぽMAP改定

塩尻市の市民大学・信州アルプス大学校は「桔梗ケ原ワインロードおさんぽMAP」の令和7年改定版を発行した。行楽期の到来に向け、ワイナリー巡りに活用できる徒歩圏内の地図やワインの関連情報を載せた。
A3判両面カラー印刷の四つ折り。JR塩尻駅から西に広がるワイン産地・桔梗ケ原のワイナリーやワインを堪能できる店、販売所をイラスト地図と写真で紹介している。地図に載るワイナリー巡りは距離が約4キロで、所要時間は約1時間。信州アルプス大学校が5月3日~11月2日に年10回催す小規模ツアーでも活用する。
発行6年目。毎年更新を続けるのは、観光ツーリズムを意識するからだ。消費がないと生産の意義が薄れるため、どう楽しんでもらうかの視点を大事にする。ワインエキスパートの資格を持ち、ツアーで解説する中村剣学長(57)は「歩いて回れば塩尻の空気感や自然を体感できる」と話す。昨年1年間のツアーには関東や中京圏から17組35人が訪れた。
マップは2000部を用意し、えんぱーく、えんてらす、市観光センター、市内ワイナリーで無償配布している。問い合わせは同大学校(電話080・6937・4937)へ。