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安曇野のインスタ写真コンテスト 2部門の最優秀作品決まる

「朝が好きになる街部門」の最優秀賞作品(右)と「あづみのみーつけた部門」の最優秀賞作品

  画像投稿アプリ・インスタグラムを活用して安曇野の魅力的な写真を一般公募する「#あづみのフォトコンテスト2024」(安曇野市主催、市観光協会共催)の受賞者が決まった。「朝が好きになる街」「あづみのみーつけた」の2部門に県内外から計843点の応募があり、各部門で最優秀賞1点と優秀賞2点が選ばれた。
 

 朝が好きになる街部門の最優秀賞に選ばれた虹の写真は、「安曇野の魅力が詰まった1枚」と評価された。あづみのみーつけた部門で最優秀賞になったヒマワリ畑の作品は「夏の思い出が1枚に凝縮されたようなすてきな写真」とされた。
 昨年4~12月に安曇野市、池田町、松川村で撮影された写真を対象に募った。「朝が好きになる街」は安曇野の午前中に撮った写真が対象で、167点の応募があった。「あづみのみーつけた」は安曇野での発見がテーマの写真とし、676点の応募があった。
 市と市観光協会の職員による投票で10点ずつに絞り、市観光協会の赤沼健至会長と市商工観光スポーツ部の黒岩一也部長、写真家の佐藤大史さんの3人による審査で各賞を決めた。撮影場所が池田町の作品は町観光協会長賞(7点)の候補として、松川村の作品は安曇野松川村すずむしの里特別賞(3点)の候補として選んだ。
 毎回テーマを変えている。昨年度は3部門だったが、本年度は2部門に絞って分かりやすくした。テーマ設定や被写体に限界があってマンネリ化している面もあり、応募件数は減少傾向にある。
 入賞作品は市ホームページで紹介されている。市観光課は「本年度もすてきな写真を投稿いただいている。撮影場所も記載されているので気になる場所に足を運んでもらえたら」としている。