鉢盛中の給食に山雅の青大豆 元選手の橋内優也さんと味わう

組合立鉢盛中学校(朝日村)の給食に2月27日と28日、サッカー松本山雅FCが地域の遊休農地で展開する「スマイル山雅農業プロジェクト」で栽培された青大豆・あやみどりを使った献立が登場した。27日は昨季で現役引退した元選手の橋内優也さん(37)が来校し、元気な体をつくる食の大切さを伝えながら生徒たちと給食を味わった。
27日は、あやみどりをペーストにした商品「yamaga paste(ヤマガペースト)」を使った蒸しパン、28日はあやみどり入りピザソースを生かしたマスのピザソース焼き、青大豆入り「豆まめサラダ」が登場した。1年3組で給食を食べた橋内さんは「自分自身、中学時代にたくさん食べて体が大きくなり部活動に専念できた。みんなもたくさん食べて」と呼び掛けた。1年の松橋龍生さん(12)は「おいしい。かっこいい元選手が来てくれて給食が盛り上がった」と話した。
自校給食の同校では本年度から食育の一環でプロジェクトの青大豆活用を始め、昨年10月からほぼ毎月メニューに生かしている。栄養職員の今野美穂さんは「食への関心を高める一つのきっかけになれば」と願っている。