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囲碁愛好家が世代超え対局 市民タイムス杯に100人

100人を超える参加者で盛り上がった大会

 第32回市民タイムス杯囲碁大会(市民タイムス主催、日本棋院中信地区本部主管)が2日、松本市新村の松本大学で開かれた。中信地区の囲碁愛好家ら約100人が出場し、段位・級位別の8クラスで腕前を競った。最高位の名人クラス(6段以上)は、7段の井上亮さん(46)=茅野市=が初優勝を果たした。

 開会式で、市民タイムスの新保裕介社長は「松本地方だけでなく県内各地から参加があった。一日楽しい時間を過ごしてほしい」とあいさつし、参加者の年齢層が最年少が5歳で最高齢が90代と紹介すると、会場に集まった人から驚きの声と拍手が湧き起こった。
 審判長を務めたプロ棋士の大澤健朗さんは「囲碁を広めることにやりがいを感じている中、100人を超える参加者があったのはうれしい」と喜んでいた。