山形村社協が「ふれあい会食会」初企画

山形村社会福祉協議会は2月28日、村農業者トレーニングセンターで初企画の「ふれあい会食会」を開いた。1人暮らしの高齢者や、社協の健康づくりサロン「なかよしクラブ」に参加する32人が集い、昼食を味わったり、レクリエーションを楽しんだりした。
日赤奉仕団山形村分区や民生委員らの有志でつくるボランティアが手作りで特製弁当を用意した。参加者は、サケの炊き込みずしや煮物、長芋の寄せなどを味わい、にぎやかなひとときを過ごした。下竹田の林里子さん(89)は「おいしかった。普段顔を見ない人にも会えてうれしい」と喜んでいた。
昼食後は体をほぐす簡単な体操をし、タオルやボールを使ったレクリエーションで盛り上がった。下竹田の鶴見吉子さん(95)は「体が温まった。盛りだくさんの内容でみんな元気になって帰ったと思う」と話していた。
新型コロナウイルス禍の影響で高齢者の集いの場が少ない状態が続いているため、新たに計画した。