渓流釣り解禁 犀川水系に釣り人の姿

中信地方の多くの河川で16日、渓流釣りが解禁された。青空が広がり春を思わせる暖かい陽気に恵まれ、釣り人が早い時間からさおを振り出し、今年最初の釣果を狙っていた。
犀川漁業協同組合は15日、松本地方の河川にニジマスの成魚600キロを放流した。松本市の梓橋付近の梓川には100キロが放流され、解禁日は釣り人10人ほどがニジマスを狙って釣り糸を垂れた。安曇野市出身の山田一成さん(37)=山梨県=は、実家の帰省に合わせて訪れ「天気が良く水温が高めなので期待できる」と話していた。漁期は9月30日まで。
奈良井川漁業協同組合の奈良井川と鎖川、田川、木曽川漁業協同組合の木曽川は3月1日に解禁する。