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松本・第三地区 3月に初の文化祭開催へ  公民館など利用の220団体に発表の場

初めての地区文化祭をPRするポスター

 松本市第三地区の初の文化祭(実行委員会主催)が3月1日と2日、中央4の地区公民館と福祉ひろばで開かれる。公民館と福祉ひろば、公民館隣で昨年度末閉館したトライあい・松本を利用する計約220団体の初の発表の場で、ステージや作品展示のほか、豚汁や赤飯の配布、子供の遊びの広場などでにぎやかに催す。
 第三地区は毎年11月に地区作品展を開いているが、出展できるのは地区住民のみで、公民館を利用する約70団体の発表の場がなかった。
 昨年度末に、公民館に隣接していたトライあい・松本がジェンダー平等センター(中央1)の開設に伴って閉館し、施設は公民館で管理することになった。これに伴いトライあいを利用していた80団体が公民館に登録を変更した。トライあいと同時期に閉鎖した近くの文化センターの利用団体も活動場所を求めて公民館に来るようになり一気に増えた。
 当日は2日間でステージ発表に計13団体、作品展示に計10団体が参加する。事務局の武井保典・第三地区公民館長は「団体が成果を発表する場がやっとできた。来年以降も継続し、多くに参加してもらえるようにしたい」と話している。
 開場は1日が正午~午後3時半、2日が午前10時~午後3時半。豚汁は両日とも正午から各100人分を配り、赤飯(300人分)は2日正午から配る。2日はパンの販売もある。
 問い合わせは第三地区公民館(電話0263・36・7040)へ。