動物のしぐさ 巧みに造形 上松中の生徒 新聞紙で 作品展26日まで

上松町の上松中学校の生徒が新聞紙で作った動物を展示した「しぐさで語るアニマルズ展」が、小川の関西電力木曽水力センター内・かんでんギャラリーで開かれている。動物の豊かな表情やしぐさを表現した約30点が並ぶ。
大きなあくびをするライオン、獲物を捕らえる瞬間のハクトウワシ、木に抱きつくコアラなどさまざまな動物がいる。ちぎった新聞紙を、薄めた木工用接着剤で固めながら重ね、アクリル絵の具で着色した。スナメリが吐くバブルリング(泡の輪)を食品ラップで造形するなど、随所に工夫が見られる。
2年生が1年生の時に作った。担当の美術講師・猪俣彬さん(42)は「中学生らしい生き生きとした表現を楽しんでほしい」と話している。
26日まで。平日午前9時~午後5時。休日開放日(午後3時半まで)は16、22日。