バレンタインは「自分にご褒美」チョコレート売り場盛況

14日のバレンタインデーを前に、中信地域の商業施設や菓子店がチョコレートを購入する人たちでにぎわっている。最近は誰かへのプレゼントではなく「自分へのご褒美」として、ちょっと高価な商品を選ぶ人も多くなっている。
山形村の大型商業施設・アイシティ21は1階に特設売り場が設けられ、約40ブランドのチョコレート菓子が並ぶ。スプーンですくって食べる軟らかいチョコレートや、ファンタジー映画をイメージさせる世界観で包装や菓子を工夫した物など、華やかで楽しい商品がずらりと並ぶ。
担当する販売促進グループ長の武田亮さん(38)は「自分のためのスイーツイベントとして定着した。1箱3000~4000円台の物を複数個購入される方も多い」と話す。
塩尻市の50代の女性は「チョコレートは普段は食べないけれど、この時期には自分のために購入している」と話し、実父と夫に贈るチョコレートを購入した松本市の女性(31)は「一緒に食べるので、自分が食べたい物を選びました」と笑顔だった。