専門科の学び 成果披露へ 木曽青峰高 15日展示・発表 森林環境とインテリア

木曽青峰高校(木曽町)は15日、本年度の「専門科展」を同校で開く。インテリア科と森林環境科の生徒たちが、授業で作った木工作品や信州の伝統野菜を使った加工食品の販売などを行う。
森林環境科では、自分たちが育てた伝統野菜を使った漬物やおやきなどを用意し、試食や販売を行う。5日は2年生14人が、新開の農産物利用施設で調理加工をした。開田きゅうり、あかたつ(里芋の一種)、清内路かぼちゃなどを、同施設運営団体の野口廣子代表に教わりながら各メニューに仕込んでいった。
永屋遼さん(17)は「栽培期間中は、しっかり育った野菜が猿に食べられるなど苦労したので、こうして食べ物に加工できてうれしい」と話していた。
専門科展は午前9時開場。午前11時ころに終了となる。研究成果の発表もある。問い合わせは同校(電話0264・22・2119)へ。