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竹の照明 生徒が手作り 大桑中 9~23日 大桑村スポーツ公園で点灯

イベントで並ぶ竹製の照明を手掛ける大桑中2年生たち

 大桑村観光協会主催の竹イルミネーション企画が9~23日、村スポーツ公園で開かれる。地元中学生が手掛けた竹製の照明などを並べ、冬の大桑を照らす。初日は木曽路で順次開催中の「氷雪の灯祭り」の一環として、出店やステージ発表などの企画も催す。

 照明の一部を大桑中2年生が作るのが恒例で、今年は1㍍前後に切った竹を連ねた大型の作品2基を仕上げた。デザインを考えて竹をくりぬき、内部に発光ダイオード(LED)をつけた。松谷駿平さんは「夜空に流れる(地元の清流の)阿寺川をイメージした。多くの人に見てもらえたら」と願った。
 会場には前回までに中学生が制作した照明など20基近くを置く。点灯時間は午後6~10時。
 初日はろうそくをともす竹灯籠200個も並べる。午後4時半から会場に出店が並び、5時半に点灯する。その後、地元太鼓連・羅炎太鼓の演奏と、大桑中2年生の感想発表を行う。問い合わせは村観光協会(電話0264・55・4566)へ。