国道標識 ステッカー人気 19号、361号 県内入手 木曽のみ

日本全国の国道標識をモチーフにした「国道ステッカー」が人気だ。名古屋市から中信地域を経由して長野市に至る国道19号と、岐阜県高山市から木曽を経て伊那市に至る国道361号のステッカーは、県内では木曽でしか手に入らない〝激レア〟商品で、コレクター心をくすぐるアイテムになっている。
ステッカーは1枚550円で、全459種類のうちの9割以上が現地でしか手に入らない。ブイカントリー(大阪府)が平成26(2014)年4月に現地販売を開始した。国道1~58号までは都道府県ごとに1店舗で取り扱い、国道101号~は完全1店舗のみでの限定販売となっている。
国道19号のステッカーは木曽町福島の木曽おんたけ観光局(電話0264・25・6000)が、国道361号のステッカーは開田高原観光案内所(電話0264・42・3350)がそれぞれ取り扱う。担当者は「一日で4~5枚売れることもある人気商品」と太鼓判を押す。県外から訪れるコレクターの間では「361」を「サムイ」と読むことで「寒い開田を象徴している」と話題にもなっているという。
欠番や入手不可、取り扱い終了の国道番号などの情報はブイカントリーのウェブサイトで確認できる。