地域の話題

節分 福招き幸せ願う 松本地域各地で豆まき

一年の幸せを願い縁起物をまく福男・福女ら(深志神社)

 節分の2日、松本地域の神社や寺院で、無病息災を願う行事が行われた。多くの参拝客や地域住民で境内はにぎわい、福豆が威勢よくまかれた。節分の定番となった太巻きずし「恵方巻き」がスーパーなどの店頭にずらりと並び、勝利を願って皆で一緒に食べる高校の部活もあった。
 松本市深志3の深志神社では境内の3カ所で、福男・福女ら約300人が参拝者に福豆や福餅、ミカンなどの縁起物をまいた。「鬼は外、福は内。ごもっともごもっとも」と声を掛け、約700人の参拝者と幸せな一年を願った。福男の篠原司成君(11)=清水小5年=は「みんなを支えられる6年生になりたい」と願っていた。