恵方巻きガブッ!松商高硬式野球部

松本市の松商学園高校硬式野球部は、屋内練習場で部員61人全員が必勝祈願として恵方巻きを食べた。松商野球部後援会からの恒例の差し入れで、今年の縁起が良いとされる方角でちょうど阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)の方向でもある「西南西」を向いて、部員たちは黙々とほおばり、必勝を誓った。
「勝つ」にちなみ、トンカツが入った特製の恵方巻きを食べた。長さ15センチほどのボリュームのある恵方巻きだったが、1日のハードな練習を終えた部員たちはしゃべらず、あっという間に食べ終え、笑顔を見せた。
小林伸伍主将(17)は「たくさんの人たちが応援してくれている。甲子園出場、日本一を目指して頑張りたい」と語り、目標への意識をさらに強めていた。澤田宗雄後援会長(81)は「目標がかなうよう応援していきたい」と話し、元気に頬張る部員たちを笑顔で見守っていた。