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ゲレンデに笑顔と歓声 木曽福島で親子そりレース大会

競ってゴールを目指す参加者

 木曽町新開の木曽福島スキー場で2日、「親子そりレース大会」が開かれた。県内外から幼児、小学生と保護者約30組が参加し、トーナメント方式で競いながら滑走を楽しんだ。

 子供向け区画・ウィンキーパーク内の約50メートルのコースを使った。参加者は2組ずつ、ハンドルで操作するそりに乗って対戦した。子供が前、大人が後ろに乗り、息を合わせてゴールを目指した。中にはコース外に出たり転倒したりする組も。家族から「頑張れ」と声援を受け、先着でゴールすると手を突き上げて喜んでいた。
 愛知県武豊町の小学校2年・白濱大翔君(8)と祖父の組が、兄の小学校6年・奏風君(12)の組との兄弟対決を制して優勝した。大翔君は「家族みんなで滑れて楽しかった」と笑顔を見せていた。