塩尻・えんぱーく 再開記念の催し多彩

塩尻市の市民交流センター・えんぱーくで1日、リニューアルオープンのイベントが2日までの2日間の日程で始まった。大規模改修工事に伴う約5カ月間の休館が明けたのを記念した催しで、地元の約50団体が出展するワークショップや手作り品の販売があり、大勢でにぎわっている。
初日は工事に使った木製パレット30台分を解体した廃材を組み、ベンチを作る体験があった。長さ約60センチ、高さ40センチ、奥行き30センチのベンチで、完成した12台をえんぱーくのデッキに設置する。電動ドリルでビス留めをした桔梗小学校4年生・大蔵初夏さん(10)は「持って帰りたかったけど、(ここで)使ってみたい」と話した。
LED電球が100個付いた10メートルのコードのイルミネーションを間伐材に飾り付ける体験や、図書館の除籍本を無償提供する企画も人気だった。2000人以上が来場し、矢澤昭義センター長は「相変わらず多くの方に来ていただけて幸せ。今後もみんなが楽しめるイベントをやっていきたい」と話した。
2日は、手作り雑貨など24ブースが並ぶマーケットや、地元商店主らが講師を務める11種類の「シリゼミマルシェ」もある。午前10時~午後3時。