地域の話題

筑北で聖護院かぶが今年も開花

今年も開花した聖護院かぶ。桜の花木も競演している

 筑北村坂北の温泉入浴施設・坂北荘のロビーで、冬場の料理に使われる聖護院かぶが今年も〝菜の花〟を咲かせている。咲き競う黄色の花々が訪れた入浴客らを楽しませている。

 村内の農家が納入する大きなカブで、実や葉を浅漬けや炒め物、汁物などに幅広く使っている。このうち直径約20センチの葉付きの実3株を鉢に据え水耕栽培で育ててきた。今月上旬に咲き始め、茎も高さ70センチほどに伸びた。
 今年は村特産の桜の花木も合わせて飾り、早くも春らんまんの風情だ。菜の花は2月中旬にかけて次々に花を咲かせるといい、大塚文登所長は「春らしさを楽しんでほしい」と話している。