気力みなぎる書き初め1920点 市民タイムス展審査会

第38回市民タイムス書き初め展(市民タイムス主催、松本地区書道協会主管)の審査会が28日、松本市島立の市民タイムスみすず野ホールで開かれた。幼児から中学生までの8部門に計1920点が寄せられ、1次審査で1058点に絞られた力作について審査員が一点ずつ丁寧に見ていった。
松本地区書道協会会員や招待者ら12人が臨み、部門ごとに文字の正しさや筆遣い、子供らしさ、バランスなどを観点に審査。「線の輪郭がきれい」「温かみがあって好感が持てる」などと評しながら上位賞を選んでいった。
同協会の大澤城山会長(61)=松本市蟻ケ崎4=は「新年にふさわしい気力の感じられる作品ばかりで、一生懸命練習してきたことが伝わる」と努力をたたえ、「入賞したことに大いに自信を持ってほしい」と願っていた。
部門別の応募数は幼児58点、小学校1年89点、2年148点、3年332点、4年299点、5年196点、6年181点、中学617点だった。1次審査を通過した入賞作品が2月15~17日に山形村の大型商業施設・アイシティ21で展示される。