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名曲「あずさ2号」を熱唱 のど自慢予選会に16組参加

駅員の服装で「あずさ2号」を歌う親子

 JR中央東線の特急「あずさ2号」を復活させて地域を盛り上げようと、昭和52(1977年)のデビュー曲「あずさ2号」で一世を風靡した兄弟デュオ「狩人」のコンサートが3月26日、松本市のキッセイ文化ホールで開かれる。コンサートの前に行われる素人のど自慢大会の予選会が26日、松本市浅間温泉1のホテル玉之湯で行われ、3歳から80歳までの16組が世代を超えて愛される「あずさ2号」を熱唱した。

 10組の出場枠に20組の応募があり、16組が予選会に参加した。祖父と孫や夫婦、東京から移住してきた親子、きらびやかな衣装を着た60代の女性デュオなどが、それぞれの思いを込めて歌った。3人の審査員を前に、父親と一緒に見事な歌声を披露する小学校3年生の男の子もいて、参加者から大きな拍手を受けていた。
 コンサートを企画したあずさ2号を復活する会の大内二三夫会長は、笑顔あふれる雰囲気を喜び、「街おこしに歌で参加できるのがいい。これが起爆剤になれば」と期待していた。