歓声!お城に氷の滑り台 松本で氷彫フェス盛況

冬の松本市中心街を彩る「国宝松本城氷彫フェスティバル」は2日目の25日、松本城公園や周辺でさまざまなイベントが行われた。青空の下、氷のジャンボ滑り台やステージ発表、ワークショップなどが多彩に催され、大勢の親子連れや観光客が楽しんでいた。
松本城公園には長さ約20メートルの氷のジャンボ滑り台が設けられ、子供たちがそりに乗って氷の上を滑り降り、歓声を上げた。市内から訪れた片瀬幸司さん(40)は、娘の陽菜乃ちゃん(4)と一緒にそりで滑り「天候に恵まれ、子供たちも楽しんでくれた」と親子で笑顔を見せていた。
長野氷彫倶楽部による石けんを使ったワークショップは外堀大通りのイベント会場で行われ、参加した子供たちがオリジナル石けんづくりに挑戦した。松本市寿小学校1年生の田中杏奈さん(7)は「うまく作ってお母さんに見せたい」と声を弾ませ、石けんをきれいにデコレーションしていた。
氷彫フェス3日目の26日は、全国氷彫コンクールチャンピオンシップの作品が午前5時から午後2時まで松本城公園で展示されるほか、各種イベントが外堀大通りなどで行われる。