カタクリ愛らしく 麻績の群生地で開花

麻績村北山で、山野草のカタクリの花が開き始めた。標高900メートル近い山際の半日陰の斜面に群生地があり、しっとりと青紫色に咲く花々が訪れた人の目を楽しませている。
村役場から車で約10分の山中にあり、村が例年手入れしている。今年は朝晩の冷え込みから生育が1週間ほど遅く、今月中旬ころから花を咲かせ始めた。最盛期は大型連休後半の5月初旬となりそうだ。
斜面はニリンソウの群生地でもあり、一部で開花し始めている。今後、カタクリの花とバトンタッチするように咲いていく。