松本城氷彫フェスティバル 24日に開幕

厳寒の松本市を氷の芸術が彩る「国宝松本城氷彫フェスティバル」が24~26日、松本城公園とその周辺などで開かれる。恒例の全国氷彫コンクールチャンピオンシップの作品は25日夕方から26日早朝にかけて制作される。全長20メートルの氷のジャンボ滑り台や、外堀大通りを会場にしたステージイベント、ワークショップなど多彩なイベントが行われる。
フェスティバルをPRする氷彫作品を松本駅お城口広場、市美術館、まつもと市民芸術館、中町・蔵シック館、大手門枡形跡広場に展示する。24日午後2時から、花時計公園で氷彫制作の実演がある。全国氷彫コンクールチャンピオンシップは14グループが腕前を競う。展示時間は26日午前5時から午後2時まで。
ステージイベントは25日と26日に開かれ、県内外のゆるキャラなどの観光PRや、楽器や太鼓の演奏、大道芸、松本蟻ケ崎高校書道部のパフォーマンスなどが行われる。長野氷彫倶楽部による石けんを使ったワークショップは両日とも午後0時半から外堀大通りで開かれ、各日先着30人を受け付ける。