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全国高校駅伝で県勢男女優勝 窪田主将(長野東・塩尻出身)らが知事表敬

選手を代表して、阿部知事から記念品を受け取る窪田さん(右)

 男子が第75回、女子が第36回の全国高校駅伝競走大会で、県勢初のアベック優勝を果たした佐久長聖高校と長野東高校の選手たちが21日、県庁を表敬訪問した。塩尻市出身で、長野東の主将を務め、3区を走った窪田舞選手(3年)は「支えてくださる方々や長野県の方々に、感謝の走りで恩返しをすることができた」などと喜びを語った。

 選手たちは阿部守一知事らと懇談し、窪田さんが長野東の選手を代表して「この1年、自分たちは部訓である『感謝の心』とともに、メダル獲得という目標に向けて励んできた。本番では一人一人が全力で自分の役割を果たし、全員駅伝をすることができた」などと優勝報告をした。阿部知事から記念品を手渡されると、うれしそうな笑顔で記念写真に納まっていた。
 窪田さんは塩尻東小学校、塩尻中学校を卒業した。市民タイムスの取材に「小さい頃から見守ってくれた地元の人たちにも、成長した姿を見てもらいたいと頑張った。地元に帰って走っていると声を掛けてくださる人もいてうれしい」などと感謝していた。
 大会は昨年12月22日に京都市内で開かれ、長野東は2年ぶり2回目の優勝を果たした。