地域の話題

明科あめ市地域に活気 子供元気にだるま販売

福だるまの販売や福引の接客を手伝う小学生

 安曇野市のJR明科駅前と旧あやめシティー跡地一帯で19日、明科地域のあめ市が開かれた。福あめや福だるまの販売のほか、和太鼓演奏などのステージ発表が行われ、地域住民らが新春のにぎやかな伝統行事を楽しんだ。
 だるま販売には、地元の子ども会育成会の小学生十数人が協力。「だるま、要りませんかー」と元気よく客を呼び寄せ、購入した客には一年の幸せを祈って三本締めを披露して、福引を案内した。だるまを買った近所の金子マサエさん(92)は「皆の顔が見られるのはあめ市の楽しみ。平和で穏やかに一年を過ごしたい」と話していた。
 あめ市はかつて駅周辺の商店街組織が開いていたが、現在は明科駅周辺まちづくり委員会が主催。出店やキッチンカーが並び、羽子板大会も新たに行われた。